幕末の四賢侯 松平春嶽
徳川御三卿の田安家に生まれた錦之丞(春嶽)は越前福井藩主斉善の養子となる。
11歳で福井藩邸に入った幼い藩主だが、それまで内政を家老達にすべてまかせていた歴代藩主とはちがっていた。
しかし、あまりにも厳しい福井藩の財政を知り愕然とする。
その頃、貧しい暮らしの中で起こった一揆や飢饉により、多くの人々が死んでいったのであった。
若き藩主は自ら多くの知恵や力を集め、藩の財政改革のためにつくした。
第16代福井藩主 松平春嶽のブロンズ像が福井市立郷土博物館に完成しました。
三十六歳のはかま姿の春嶽です。
コメント