どちらの読みが正しいのか?
由利公正。幕末の福井藩士。藩政改革を進め、藩財政の立て直しに成功した偉人。
五箇条御誓文の草案起草者で廃藩置県制度下の初代東京府知事。
7月14日付けの福井新聞に由利公正の記事が載っていました。
彼の名前の読みは「コウセイ」か「きみまさ」のどっちが正しいのか?
由利家では代々「コウセイ」と呼ばれているなどの理由から県内では音読みが主流。、
しかし昨年、東京府知事時代の公文書に「きみまさ」とローマ字のサインされたものが見つかったことから疑問が。
これは自筆かどうかは不明だが、結局本人が使い分けていたのではないかということ。
調べてみると彼の名称は他にも、石五郎、三岡八郎、義由、雲軒と数多い。
40歳を超えてから三岡八郎から由利公正へ改名。呼び名も使い分けたりと昔の人はいくつもの名前を持っていました。
そういえば今もいくつかのハンドルネームを使い分けている人はいますね。
福井城内堀公園の横井小楠と由利公正の立像
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